フランキー
私の子供の頃の話


私には、フランキー・モーティマーという2歳年上の友達がいました。彼は、嚢胞性線維症という難病にかかっていました。寝るのは、酸素が送り込まれるテントの中でした。





医師は、フランキーの両親に、彼は長くは生きられず、死の間際は息が出来なくなって断末魔の苦しみが伴うだろう、と宣告していました。





ある日のことです。フランキーはとても興奮していました。突然お母さんに、「僕、イエス様を見たよ!!」と言ったのです。

また、「僕のために、天使が天国に大きな家を建てていたよ!」と言うのです。





聖書の中でイエスはこう言っています。「わたしの父の家には、住まいがたくさんあります。もしなかったら、あなたがたに言っておいたでしょう。あなたがたのために、わたしは場所を備えに行くのです。」 これは、イエス・キリストが十字架にかかる前に、弟子達に語られた言葉です。

お母さんは涙をこらえながら、どんな家なのかをフランキーに尋ねました。彼は非常に詳細に、家の様子を説明しました。彼の態度から、子どものでたらめな想像ではないことが分かりました。





お母さんは、「じゃあ、いつか家族みんなでその家に住むことができるのかしら」と尋ねました。「ううん、みんなそれぞれ自分の家に住むんだよ。でもいつだって訪ねたいときには、僕の家に来てもいいんだよ。」とフランキーは答えました。

それから数日の間、フランキーは天使が家を建てる様子を話し続けました。そしてある朝、彼は、家が完成したので、自分は行かなければならないと話しました。





その後、静かに目を閉じて、まるで眠るようにすっと息を引き取ったのです。

それは本当に奇跡でした。


当時の私
フランキーのお母さんは、この話を彼のお葬式のときにしました。

これは1960年代、フランキーが10歳、私が7歳のときの出来事です。

フランキーの死のことを思うとき、私は、イエス・キリストや天国が現実のものであると疑うことができません。

私は天国が実際にあるということ、そして、やがてイエス・キリストとお会いできることを知っています。先に旅立った私の父にも、私の友人フランキーにも、家を訪ねて会うことが、いつかできるのです。

さて、聖書の中である人が尋ねました。「救われるためには、何をしなければなりませんか。」





「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたもあなたの家族も救われます。」[1] これがその答えでした。





イエス・キリストの救いは、子供でも分かるほど簡単です。





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